受け取られた方へ感動を。繊細で美しい、日本の手しごとギフト

贈り物の季節ですね。街中がギフトコーナーに溢れ、ふらふらと眺めながら「これはあの人が好きそう」と考えながらの時間も楽しいですよね。
本日は、手にした時に感動をお届けする、日本の手しごとギフトをご紹介いたします。
さりげない陰りや手ざわりに美しさを感じる、日本らしい繊細なアイテム。
素材の良さや佇まいを五感で感じるアイテムは、お手元に届いた時をスタートに、どんどん好きになる、そんな魅力を持っています。
赤ちゃんから、大人の方まで。
ブランドごとに、ギフトに喜ばれているアイテムをご紹介いたします。
皆さまと大切な方々にとって、素敵な冬の贈り物となりますように。
日本を紐とく時間を贈る。雷鳥社の辞典シリーズ

荻窪の出版社・雷鳥社さんの「辞典シリーズ」は、贈り物にとてもよく選ばれています。
文庫判 ハードカバーの小さな辞典は、じっくり読んでも飽きない充実の内容と、テーマに沿って異なるこだわり抜いた装丁が魅力です。
全13冊の中から、今回は日本を紐解く2冊をご紹介いたします。
紋の辞典

江戸時代に多くの種類が生み出され、日本人が慣れ親しんできた家紋。
その図柄はすべて、どんなに複雑なものでも正円と直線のみで構成されており、さらに職人さんによって手作業で描かれています。
着物に家紋を描き入れる職人「紋章 上繪師」が美しさにこだわって描いた全283点の紋を、全点描き下ろしでご紹介。
著者 波戸場承龍さんオリジナルのアート作品でもあり作図過程がわかる「紋曼陀羅®」によって、家紋を描く際の線の軌跡を見ることができます。

家紋を描く際の膨大な数の円と線の軌跡に、ただただ圧倒されるのひとことです…!
青の辞典

「青の辞典」は、底知れぬ青の世界に旅立つ1冊です。
「田が青い」と元気なイメージ
「顔が青い」と元気のないイメージ
「山が青い」と静謐なイメージ
意外な「青」が持つ意味合い、伝統色としての青、海外に衝撃を与えたジャパンブルー、青い文学・ことば・印刷上の青・国旗・鳥・虫などのいきものなど。たくさんの青の世界が、写真やイラストなどの美しいビジュアルとともに紹介されています。

森から生まれた美しい幾何学模様を贈る。bosjeのカフェトレイ

まるで雪の結晶のような、凛とした白い幾何学模様が特徴のbosjeのカフェトレイ。
白いストライプ模様は、印刷ではなく、北海道産の広葉樹シナの木と、静岡県産再生紙を交互に積層させることで生まれています。
北海道の一流の木工職人さんにより一枚一枚丁寧に製作されるトレイは、手にするとつくりの繊細さを五感で感じることができます。
ここまで洗練された印象の木製トレイは、なかなか出会えないのではと思います。
わずかな隙間にもスッと収納できる省スペース仕様で、片手でも無理なく持てるほど軽いつくり。
来客の多いこれからの時期にも重宝しそうです。

ふだんのお茶時間や晩酌の時間には「エブリデイカフェ サイズ(S)」を。ゆるやかな休日のブランチには「ウィークエンドブランチ サイズ(M)」がおすすめです。
コツコツと丁寧な手しごとのかたまりを贈る。GURI工房の木製品

木々の匂いに包まれるまち、鹿児島県日置市吹上在住の木工作家・浅倉氏が手がけるGURI工房の木製品。
使う方の幸せを願い、日々コツコツと生み出される木の器や暮らしの道具。初めて手にしたときに感じたのは、シンプルに「丁寧に、気持ちを込めてつくられている…!」ということでした。
たくさんは作ることができないので、お待ちいただくこともございます。
お手元へ届くまでのお時間含め、ぜひ楽しみにお選びいただけますと嬉しく思います。
赤ちゃんから大人の方まで。
お手入れをしながら、使う方と一緒に歳を重ねていく楽しみをお届けします。


1400年前からの手しごとを贈る。宮大工さんが手がけるひのきの香りアイテム

言葉では伝えようのない宮大工さんの技術へデザインのエッセンスを加えた、ユニークなアイテムをお届けします。
飛鳥時代から継承される宮大工さんの手の記憶と、ふわりと漂うひのきの香り。
社寺建築の専門家集団 白鳳社寺×デザイン事務所LOFによるユニークな香りのプロダクトは、1400年つづく伝統建築技術の世界をお家で体験できるというもの。
ひのきを日常的に扱う宮大工さんによる天然100%エッセンシャルオイルと、宮大工さん技術のかけら「KANNA-KUZU」は、爽やかなひのきの香りで満たされた特別な詰め合わせです。
「KANNA-KUZU」とは、材を鉋がけした際に出るひのきの薄い木くずのこと。
1400年前から伝わる宮大工さんの技術のかけらです。
実際に、見て、さわって、感じて。
日本が誇る伝統建築技術の世界をお家で体験してみませんか?
家具のように育つ美しいストライプを贈る。PLYWOOD laboratoryのアイテム

オブジェやステーショナリー、おもちゃなど。独自に開発された「Paper-Wood」の断面の美しさを楽しむコレクションは、贈り物にとてもよくお選びいただいています。
PLYWOOD laboratoryは、1936年創業の歴史ある北海道・旭川の合板メーカー滝澤ベニヤさんが、2つのデザインスタジオとともに2016年にスタートした、合板プロダクトのファクトリーブランドです。
滝澤ベニヤさんは、日本で数少ない、丸太から単板(原木を薄くスライスした板)へと自社で加工している稀有なメーカーさんです。
ほとんどの合板メーカーが海外から単板で購入している中、北海道産木材へこだわり、木材の長所と短所を知り尽くした上で上手に利用活用し、森林と暮らしの間をつなぐ高品質なものづくりをされています。
主役となる素材は、独自に開発された「Paper-Wood」。
カラフルな再生紙を白樺やシナ、シラなど北海道産木材のあいだに挟んで生まれた全く新しい合板素材です。
家具のように色ツヤが増していきますので、ぜひ長くお楽しみくださいね。



120年続く老舗こま屋が贈る、思い出の1ページ。隈本コマの「九州キナキナ」

福岡県八女市で6代続く老舗こま屋・隈本コマが手がける九州キナキナは、こけしの原型とされ東北地方に伝わる「キナキナ」のフォルムをもとに、九州産ヒノキでつくった歯固めです。
デザインは、親子がモチーフの3種類。
3Dターニングマシンで福岡県八女産のヒノキを削り出したあと、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げています。赤ちゃんの小さな手でも掴みやすく、ヒノキの良い香りが漂います。
歯がためを卒業した後は、お人形遊びやインテリアとして使うこともできます。
歩き出す赤ちゃんへ、特別な思い出を贈る。NINOSのファーストシューズ

ファーストシューズから始まったMADE IN JAPANのシューズブランド「NINOS」。
NINOSさんは、赤ちゃんのための靴作りの中で得た知識や技術を礎に、今ではお子さまから大人まで「誰にとっても心地よい靴」を提案されています。

「玄関に飾っておくと幸せを呼び込む」
など、様々なジンクスのあるファーストシューズ。赤ちゃんがつかまり立ちを始めた頃がご準備のタイミングです。
洗練されたデザインと日本で唯一の老舗子ども用革靴メーカーによる職人技が、赤ちゃんの初めての靴を丁寧に仕立てお届けいたします。

素敵な冬の贈り物を。